おもに夏の普段使いや
旅行時に使用するのが、この
エルベシャプリエ のリュックです。
購入してから4〜5年は経ちます。
外は比較的きれいなのですが
裏地をみると...
おや?
カビのようなものが。
ビッシリと。
これ、実はカビではなく
裏地の防水加工の生地が
白く変色したものです。
経年劣化によるものですね。
(メーカーも公認)
そうとは言え、やはり汚い。
人前でこれを見られたくない。
使用するたび、自分でもゲンナリするので
手放そうかとも思いました。
しかし
検索してみるとこれを意図的に
剥がす方法があったので、
さっそく試してみました。
今後、「困っているだれかの参考になれば」と
ここに記録しておきます。
ただし、それぞれ同じ結果になるかは
正直わからないので、
行うのは自己責任でお願いします。
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手順1
45度のお湯をはり、たっぷりめに重曹を入れ
そこへ一晩つけておきます。
(12時間以上はつけておきました)
手順2
つけおきし、裏地がふやけたところで
裏から手をあてて生地を持ち、
金たわしを使い、こすっていきます。
(両手がふさがり写真は取れず)
このとき、強くゴシゴシこするというより
シャッシャッと、軽く細かく
動かしたほうがよいです。
(ブラッシングするような感じ)
すると薄皮がむけるように
とろとろっと剥がれていきます。
ところどころ、剥がれにくかったり
はたまた、剥がしやすかったり。
手でもつまんで剝がせたり。
ちょうど、日焼けした肌の
皮がむけるような感じです。
(表現がひどい)
剥がれた裏地がカスとなって
いっぱい出ます。
手順3
洗濯機で水洗いと脱水をします。
手順4
取り出したものをチェックし、
細かく残ったところは手でむしっていきます。
完全に乾いてしまうと、以前のように
カビっぽくなり、生地と一体化してしまうので
手早くしたほうがよいです。
今回、生地や糸のほつれもたくさん出たので
ハサミでカットします。
手順5
完全に乾くまで陰干しします。
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そして
できあがりはこちら。
きれいになりましたねぇ。
縫い目のキワの部分はむしり取れず
少し残りましたが許容範囲でしょう。
作業時間としては
この小さめのリュックで
こすり剥がすのに2時間半くらいかかりました。
防水加工はなくなってしまいましたが、
外側から撥水スプレーをかけたりして
なんとかなるでしょう(笑)
今後は気持ちよく、そして永く
使い続けることができそうです。